【理事長のつぶやき/事例発表会に参加して】

2023年03月06日 職員のつぶやき

 当法人では、毎年度、職員による事例発表会を実施しています。職員自らが日々の業務の中で課題を見つけ、それに対しての取組などを発表するものです。
 施設内において、他の部署が普段どのような業務や課題を抱え、それに対してどのように取り組んでいるのかを共有する良い機会となっています。

 コロナ禍前は、法人内の各施設で実施する事例発表会に、他の施設の職員が自由に参加していましたが、この3年間は所属施設の職員のみの参加としています。残念ながら参加範囲は限定していますが、各施設での1年間の振り返りとして、中断することなく毎年実施しており、どの施設も掲げた目標に向けて熱心に取り組んでいます。

 私も、先日、救護施設おぐに荘で行われた事例発表会に参加しました。
 発表会では、調理担当から「表による微調整改革と原価率低減への挑戦」、介護担当から「おぐにファームについて」、生活指導担当から「利用者様の他施設移行の取組みについて」の3組の発表でした。 
 発表を見て、救護施設の現場における業務の大変さと、担当職員が日々創意工夫を重ね、利用者様のために努力していることが改めて分かったところです。
 また、発表では、BGMや沢山の写真を使ったスライドショー、利用者様のインタビューを入れるなど、聞いている側の注目を集めるような趣向も施されていたことにも感心しました。

 当法人をめぐる社会情勢は大変厳しい状況であり、多くの課題を抱えているところではありますが、職員全員がこのような発表会を通じて研鑽を重ね、しっかりと対応していくことが重要であると思っていますので、今後も引き続き取り組んでまいります。

※発表の様子