【理事長のつぶやき/『今年の節分は2月2日⁈』】

2021年01月14日 職員のつぶやき

今回は「節分」のお話です。皆さん、今年の節分は何日か、ご存知ですか。

 

そんなの、2月3日に決まっているじゃない。と誰もが思いますよね。

 

ところが、3日が必ずしも節分とは限らないという事実をご存知でしたか。

そうなんです。今年の節分は明治30年(1897年)以来124年ぶりの2月2日節分なのです。なぜでしょう?

 

実は節分という言葉は、「季節を分ける」という意味があり、立春、立夏、立秋、立冬の季節を分ける日の【前日】を指しています。年4回節分はありますが、旧暦では冬から春に変わる立春を一年の始まりと考えており、その前日の節分の日は一年の終わりの日(大晦日)に当たり、厄災が起こらないように縁起を担いで豆をまいたのだそうです。

 

そこで国立天文台が決めている今年の「立春」はいつか、と暦を見ますと、なんと2月3日が立春で、その前日2日が節分なのです。ビックリですね。

また、過去には2月4日が節分という日が、昭和59年(1984年)にあったのだそうです。知らなかった。

 

旧暦や、二十四節気にまつわる日本の伝統行事も、なかなかに深いですね。

ちなみに今年の恵方は、南南東だそうですよ。

 

【2月のカレンダー】            【2月2日の節分】