【理事長のつぶやき/農耕馬での代搔きを見学して】

2023年05月29日 職員のつぶやき

柏崎地域での田植えも終盤に近づいているようです。水田には水稲の苗が綺麗に植えられ、緑色の苗が太陽の光に美しく輝いています。
また、5月22日には、柏崎産コシヒカリ「米山プリンセス」の認証と豊作を願い、「米山プリンセス」アンバサダーの越乃リュウさんと櫻井市長が田植えを行ったとのことで、大規模な田植機での田植えの様子が地元新聞に掲載されていました。
GPSを利用して自動で直進しながら苗を定植することができる「GPS付き田植機」の導入やドローンの活用による防除剤の散布などのスマート農業が普及しており、作業の省力化と労力削減が期待されているところです。

このような中で、じょんのび村の「じょんのび田」では、十日町市の三馬力社さんによる農耕馬での代搔きが行われました。太い脚の大きな2頭の馬が、上手に田んぼの中を回り代を掻いていく様子は迫力があり圧巻の光景で、賢い馬たちの姿に感動を覚えたひと時でした。当日は、アマチュアカメラマンと思しき方々も10人以上集まり、その「雄姿」をカメラに収めていました。
また、その次の日には、田植え枠を回した「じょんのび田」で、農業体験希望者や関係者による手植えによる田植えも行われました。初めての田植えを経験した方もいて、楽しみながら丁寧に苗を植えていました。秋には美味しいお米がとれることを期待しています。

人口減少や高齢化により農業の担い手が不足している中、前述したように、大型機械によるスマート農業の普及は必須であり、今後益々進歩していくことと思いますが、昔ながらの農業の形態を少しでも残していくことも大切なことだと感じたところです。

※農耕馬による代搔きの様子。しっかりとした足どりで作業が進んでいきます。

 

※引き手の指示にきちんと従って動きます。

 

※参加者全員での田植え開始です。(写真提供:じょんのび村)