【理事長のつぶやき/高校野球でパワーをいただきました】

2025年09月08日 職員のつぶやき

第107回全国高校野球選手権大会は、沖縄尚学高校の初優勝で幕を閉じました。沖縄尚学高校の皆さん、おめでとうございました。

また、新潟県代表の中越高校は初戦で敗れてしまいましたが、前年の準優勝校である関東第一高校を相手に一歩も引かない好ゲームを展開しました。本当にお疲れ様でした。

この試合も含め、今年も高校野球らしい素晴らしい試合ばかりだったと思います。

その中で特に印象に残った選手は、県岐阜商の横山選手でした。

生まれつき左手の指がないハンディキャップを抱えながら、全5試合に出場し、19打数5安打3打点の大活躍でベスト4進出の大きな原動力となりました。テレビで見ていましたが、ほぼ右手一本のスイングの中で、非常に巧みなバットコントロールとともに、インパクトの瞬間にバットを握れない左手でしっかりと押し込んで打球に勢いと飛距離を付けていました。さらに、守備では外野手としてボールをキャッチしてすぐに右手にはめていたグローブを左脇の下に挟むとともにボールを右手で取り出して送球するスピードとその強肩にも驚かされました。

報道でも幼少期から現在に至るまでの努力が紹介されていますが、その努力は想像を絶するものだと感じています。

横山選手は、「周りの人たちに勇気を与えられるようにという目標で甲子園に立っていた。」とコメントしていました。まさに私も勇気、パワーをもらったと感謝しています。横山選手のこれからの御活躍を期待しています。

 

※中越高校関係者の方から出場記念グッズをいただきました